


ご相談の経緯
今回ご相談いただいたのは、七ヶ浜町菖蒲田浜にある戸建住宅です。
ご家族から相続した建物でしたが、今後住む予定がなく、長期間空き家となっていました。敷地内には草木が伸び、建物にも築年数に応じた傷みが見られる状態で、今後の維持管理や売却方法についてお悩みでした。
また、物件は市街化調整区域内にあり、建物を解体した場合に同じように建て替えられるとは限らないなど、一般的な住宅地とは異なる条件がありました。そのため、お客様は「古い建物を残したまま売却できるのか」「先に解体した方がよいのか」「そもそも購入する人がいるのだろうか」と不安を感じておられました。
物件の状況を確認
現地を確認すると、敷地は道路より高い位置にあり、建物へは階段を上って入る形状でした。庭や建物の周辺には雑草が生い茂り、長期間使用されていないことが分かる状態でした。
市街化調整区域では、建物の建築や建て替えに一定の制限がある場合があります。条件を確認しないまま建物を解体すると、土地の活用方法がさらに限られてしまう可能性もあります。
そのため当社では、すぐに解体するのではなく、まず関係資料や建物の状況を確認したうえで、現在の建物を残したまま売却する方法を検討しました。
現況のまま売却をご提案
お客様のご希望は、できるだけ大きな費用をかけず、管理の負担を早めに解消したいというものでした。
建物の解体や敷地内の大規模な整備を行う場合、売却前にまとまった費用が必要になります。しかし、市街化調整区域という条件を考えると、建物を残すことが購入希望者にとって利点となる可能性もありました。
そこで、建物や庭を現在の状態のまま引き渡す「現況売却」をご提案しました。販売時には、市街化調整区域であることや建て替えに制限が生じる可能性、建物や敷地の状態について正確に説明し、条件をご理解いただける方を対象に売却活動を進めました。
お客様のご希望に沿って解決
購入を検討される方には、一般的な住宅と同じ条件ではないことを事前にお伝えし、現地を確認していただきました。建物の利用や改修を前提として検討できる方へ物件の特徴を丁寧に説明し、売主様と購入希望者の認識に違いが生じないよう調整しました。
その結果、お客様が事前に建物を解体したり、大規模な草刈りや修繕を行ったりすることなく、現況を基本とした条件で売却を進めることができました。
市街化調整区域にある空き家は、建て替えや活用方法に注意が必要ですが、条件を正しく確認することで売却できる可能性があります。今回は、お客様の「費用と手間を抑えて空き家を手放したい」というご希望に沿った形で、お手伝いすることができました。
アスリー君市街化調整区域だから売れない、と諦める必要はありません。 建物の状態や法的条件を確認することで、現況のまま売却できるケースもあります。大きな費用をかける前に、まずはお気軽にご相談ください。
